決断したり、覚悟を決めないと入れない世界というものがある。私は行ってみようと思う。そして刹那ややけっぱちな気分ではなく、薄い紙を一枚一枚重ねるように丁寧に生きていきたいと思う、これからは。(N)
ジムが何気に遠い。片道25分。このままでは通わなくなるよ。自転車を買おう。いろんなことが本末転倒な気もするが、そこは突っ込まないでほしい。今日は館内を案内されたり機械の使い方の説明を受けたり。走る機械のやつやってみたけど1キロで終了。誰もが驚く控えめな運動量だ。まあいい。
連休三日目、現在の感想。連休が2ケ月あっても全然困らない。 家にいったん帰ってごはん食べてから麻布へ。ポーカーの勉強会?みたいなものへ参加。人は20人くらいいて、みんな外国語かと思うようなよくわからないことをしゃべってる。ギリギリききとれる英語をきいているときみたいなかんじだ。10%くらいは理解できているだろうか。しかし上の学年の授業にもぐり込んだようで、この感覚、けっこう好きなのだった。好きなことでわからないことがたくさんあると、打ちのめされつつほっとする。(N) なぜか慕ってくれている後輩女子Nと自由が丘でランチ。テキトーに探したイタリアンだったがすごーくおいしくて正解だった。お祝いにとミロコマチコのハンカチをくれた。おしゃれなレストランに連れていったり、仕事のアドバイスをしたり、お気に入りの雑貨屋に連れていったり、Nから見たら私ってほんとうに「憧れのお姉さん」てな感じなんだろうな…と思うと、まるで自分もその役を完璧に演じているかのようだ。
そのあと代官山で家の手続き、横浜に戻りジムの手続き、駅地下で豚肉とソーセージを買って帰宅。 昨日の、闇鍋のあとの「ふつう鍋」の材料があまりまくってるので有志に今日も来てもらい、片づけるのである。味は変化があったほうがよいと思い、キムチ味にした。 21時くらいに人が集まり、鍋。みんなで「安心して食べれる鍋はいいね」と言い合う。食の安心、ってこういうことか(違う)。 その後押し入れに眠っていたスーファミのマリオカートやって盛り上がる(というか、まだ動くのがすごいと思った)。バトルのときのMが強すぎて笑える。150CCカップはなかなか厳しい戦いが続いた。 最初は恐る恐る、ってかんじで来てたお客さんが完全にリラックスしてるのとか、家の間取りに慣れてきてトイレやら台所やら勝手に使ってくようになるかんじを見るのが好き。なごむ。 みんなでキャーキャー騒いでる間にすぐ24時過ぎ。惜しみつつ解散する。(N) というわけで初日くらい昼まで寝るのが定石だと思うが、借りていたDVDの期限が過ぎていることに気づき10時に間に合うように慌てて返しに行く。
何年かぶりに朝マックする。そのあと、今日の闇鍋の材料を物色しに桜木町方面に。休日なのでにぎわっていた。闇鍋の材料決めは難しい。あちこちの店を見てなんとか決定。砂肝と、チーかまと、ハンバーグと、カリカリ梅と、うずらと、きゅうりにした。ちょっとマイルドすぎるかなあ。 家に帰って部屋の片づけ、闇鍋の下ごしらえなどをして18時横浜待ち合わせ。スーパーに行き闇鍋後に食べる予定の普通の鍋の材料の買い出し。 そして我が家に帰り、メンバーも揃ったところで(7人)闇鍋開始。部屋を真っ暗にしてそれぞれが用意してきた具材を鍋に投入していく。隣の人の分をよそうというルールでスリルも倍増。私の鍋にも得体の知れないものがたくさん…。特にきんちゃくの中に入っていたものが、なんだか甘酸っぱく、ねとっとしていて、ヨーグルト?ブルーベリー?なんだかわからないのだが鍋のしょっぱさと不協和音でとにかく気持ち悪いことには間違いない。結局言われるまでバナナとはわからなかった。他にSが投入したおせんべいも「おなかいっぱいになりすぎる」という理由で不評。 そのあとワンナイト人狼して遊ぶ。知らない人と遊ぶのも楽しいけど、身内だけでわいわいやるのは心から打ちとけられて格別の楽しさ。 Iは鳥を追いかけて「この人形のことすごい嫌がる!」って小学生みたいなことしてるし、Tは本棚の整頓をはじめてるし、7人もいるともうみんなやりたい放題で収集がつかない。 あっというまに夜中になっていた。(N) 朝からHさんやKさん、Mさんなど次々とわざわざ店まで会いに来てくれる。最終日なのでしんみりするかと思いきや人も少ないし荷物が多くて普通に品出ししてたら一日が終わった。最後にずっと気になってた本などまとめ買いし、終了。
店のLINE、エリアのLINE、上司へなど最後のメッセージを送りながらバスに乗る。悲しさ、さみしさはなく、清々しいかんじに満ちている。そしてなんと言っても明日からの28連休だ。楽しみでしょうがない。 ひとりで飲みにでも行こうと思ったが、NとLINEしているうちに眠くなり、ほとんど寝落ち。(N) 広島から新しい店長が来た。特に引き継ぐこともないと思っていたけど話しはじめると言っておきたいことはいろいろあって、会えてよかったと思った。
早番のNが「今日で会えるの最後なんで俺も閉店までいますよ」などとかわいいことを言うのでKと3人でレジしめして、従業員口でハグしてあげて別れた。残りあと一日だ。(N) 館長さんに誘われて昼ごはん。海鮮丼の店に入り、「このいちばん高い特選プレミアム海鮮丼、これを食べなさい」と勧められそれにした。なんか孫をかわいがるおじいちゃんのようだ。年齢的には父親より少し若いくらいか。たいしたこともしてないのになぜかかわいがっていただき、ありがたかった。
夜本屋で久しぶりの大量購入したあとMと待ち合わせ。ダイナーっぽい店に行きたくさん飲んだ。調子に乗って変な色のカクテルとか特大のダイキリとか山盛りのオニオンリングとか注文する。体感時間は1時間くらいだったけど実際には3時間以上経っていて、満席だったお店はお会計するときには誰もいなくなっていた。なんだかたくさんしゃべった。(N) 朝から引っ越しの見積もりの業者が2軒立て続けに来て(というか呼んだんだけど)そのやりとりの地獄っぷりはFからこの日記サイト内できいていたので「絶対自分が優位に立つ」と気を引き締めて臨む。とりあえずサカイが最初に提示してきた額は11万。そのあとほぼ放っておくだけで48000円までは下がったがここからか。続く小規模業者のアップルはサカイの額をきいて5万→38000円を提示して帰る。アップルは3万くらいまで下げれると見込みサカイと再び電話交渉。だいぶ4万前半~3万後半の額でごねられ即決を求められたが最終的に税込35000円にすると言われなんかけっこう安くなってきた気もしたのでもう終了にした。楽しいけど、うん、疲れた。わかってはいるが最初の11万って何の金額なの?と問いたい。
夜はほんっとひさしぶりのポーカーat渋谷。お客さんが少なくこたつでポーカーしてるようなアットホーム感だった。うーん、相変わらず衝撃的な下手さだけど、まあいい。たのしい。「口の中が甘いものでいっぱい」みたいな感覚と同じに「頭の中がポーカーでいっぱい」になってちょっとトリップ。うしろから見せてもらったHさんの打ち方はほんと華麗で魔法を見てるようだし。久しぶりでちょっと忘れてたからか「やー、ポーカーってめちゃおもしろいね!」って初めてポーカーした人みたいなこと思ってた。終了後Rと走る寿司を食べて帰宅。(N) 昼はMさんが店に来てくれていっしょにうどんを食べる。ガチの中二病の娘(12歳)との中二病争いで負けている話など。今日からまたちゃんとした生活を取り戻そう。自炊だ。自炊がやはり、きちんと生活することの軸になる気がする。味ぽんが切れていたので買って帰る。夜はあいかわらず人狼部。夜中まで楽しく盛り上がった。(N)
2軒のあいだで揺れ動き、さんざん悩んでいた新居だったがついに決断した。土手が近くにあって部屋も広くて気持ちいい家の方だ。お風呂ももうバランス釜じゃない。決めてしまうと、俄然こっちがすごくよく見えてくる。
家が決まると急にいろんなことが進む。まず引っ越し日が決まり、引っ越し業者との謎の金額交渉が始まる。九州行きの日も決定し、ジェットスターで航空券も買った。それから1か月だけお試しで5000円で横浜も新しい転居先の街でも使いたいほうだい、というジムのキャンペーンを見つけ申し込む。果たしてほんとうに通うのだろうか?(N) 実家に帰る。1階の居間には大きな花が飾られ、白い布が壁を覆っている。棺の中の祖父は思っていたよりもずっと小さくてまるで老人みたいだなあと思ってしまった。葬儀屋さんがひとりで来て運び出すだけ、お坊さんも何もいないという。ので、なんの形式もないし、家族みんなで順番に焼香をしたあと、飾っていた花を切ってもらって祖父の胸元に並べる。車で火葬場まで移動し、最期のお別れをしたらあっというまに祖父は扉の中に運ばれていった。しかし、余計なノイズのない家族だけの静かな式は理想的だと思った。お茶を飲みながら40分ほど待ち、骨を拾って骨壺に収めたらもう終了だ。骨はLLの壺をもってしても収まりきらないという。
帰宅後、父から今後の父母の人生計画、延命治療についての意向、財産分与についての話をきく。私も父の「極力迷惑をかけないようにするし、お前たちもあてにするな」という考えには基本的に賛成だし、財産をほしいという気持ちはまったくないのでよいと思う。それぞれ好きに生きよう。 そのあと着替えてみんなで浅草へ。アンヂェラスで祖父のお気に入りだったバタークリームのレトロなケーキをお土産に買ってもらい、今半ですきやき懐石。はてしない高級店で、もてなしもお料理も心行き届いてるかんじ。どこか緊張していた心も、おいしい料理にみんなでわいわい言って、なごやかな会話でほぐれていく。今日のごちそうの会計は祖父持ちらしいしね。お肉はとろけるようで、ほんとに完璧なおいしさ。供養らしいいい時間だった。(N) 祖父が亡くなり、自分が主催のイベントの当日とお通夜がちょうどバッティングしてしまった。ちょっと迷ったし、他のメンバーに相談もさせてもらったが、知らない人からも参加表明をいただいていたり、来ようと思って予定を空けている人がいる、と思うと、やったほうがいいよな…。というよりなにより、自分がやりたい、と思っていることに気づく。きっとこれは自由に生きた祖父からの「世間の常識や罪悪感にとらわれず、自分の意志を貫いてやりたいことをやれ」という最後のメッセージに違いない(ポジティブ解釈)ので、それに従ってイベントは予定どおり決行することにした。しかし、小さな決断だけどそれが次の、未来の自分を作っている気もする。
19時よりスタート。なんにも決めてなくて出たとこ勝負だったのでぐだぐだの進行だったが、ひとつのこたつにコメンテーター3人が座り、ひとりずつお客さんをお招きする。Sさんがカルテを作りしきりにメモしながら3人で思いつくままに本の名を挙げまくる。しかし、本に詳しいお客さんが多くてもう大変。3人のうちの誰かがなんとか太刀打ちできるからいいが1人ではこうはできなかった。3人いて、ギリギリ勝てた(何に?)って感覚だ。無我夢中で3時間しゃべりどおした。しかし、人に本を勧めるということの難しさ。本に詳しい、とか、本をたくさん読んでればいいというものでもない。その中で期待以上の答えを出してあげるとはどういうことなのだろう。相手の素敵なところを見つけて、本の素敵さも引き出して、「素敵なあなただからこんな素敵な本が似合う」というところに持っていけるようになりたいのだが。とにかく修行だなあ。 でも、どこまで満足のいくものを差し出せたのかはわからないが、みんななごやかなムードで楽しんでいてくれたみたいで、ひとまずは成功としていいだろうか。すごく本に詳しい女の子も「役に立てたかどうか…」と言ったら「ふだんこんな本の話をできる相手がいないから楽しかった」と言ってくれていて、なるほど、いろんな役割がある、とまた発見した。チームを組ませてもらったTさんとSさんも、とても面白いし、この戦いをともにしたことで仲良くなれた気がしている。今夜のできごとは、なにかこれから長く続く道の、大きな一歩になった気がする。やらせてもらってほんとうによかった。(N) 朝からKが働く不動産屋さんへ。今日は一日かけて家さがしだ。1軒目で「え、めちゃめちゃいいじゃん!」という物件にあたり、テンションが上がる。私の第一希望の街で、駅徒歩1分、日当たりもよく、本棚も入りきりそう。この立地でこの家賃はありえない。都会が大好きで今までずっと駅近でぬくぬくしていた私にとっては理想通りの物件だ。ほくほくしながら2軒目。ここは図面ではナンバー1候補だったのだが、高速道路沿いで日当たりも悪く、思ってたのとちがうかんじ。3軒目、玄関入ってからの廊下が異常に長く、そこに本棚を置けそうで、最上階でベランダも広くてよかったのだが、街が上品すぎてつまらないかんじ。Kとインドカレーで遅い昼食にしながら意見を交わす。続く最終物件。ここは広さはよいのだが駅から遠いのが難点だ。しかし、実際に降り立ってみると、ものすごくいいかんじの土手を通って家まで向かえることが発覚。陽が傾きかけて、遠くで電車が鉄橋を渡るかんじや高校生が自転車二人乗りで通り過ぎてく様子などもすてきだ。とにかく土手が今までに見たことないくらい広い。東京とは思えない景色。毎日癒されそうだ。部屋は、玄関が超個性的だけど中はすごく広くて暮らしらしい暮らしができそう。ちょっと街に面白味がなさそうなのが懸念材料。
というわけで、1軒目と4軒目のどちらにするかで悩む。まったく決めれる気がしない。(N) 朝から商談と称してぞくぞくとゲストが来る。みんな好きな人たちばっかり。一人目はJさん。転職についてしきりに「よかったです、よかったですよ」と言っている。商談をする気配はまったくなく、いつものふわふわした話をきかせてもらう。最後にプレゼントまでもらったが、中身はタイの民族っぽいお面(推定20バーツ)と椎名誠の古本。30代後半男子にしてこのプレゼント力、どうだろう…。私は…アリだと思った。二人目はTさん。こちらもおなじみの「僕、ほんとは悪い人間なんですよ、いい人なんかじゃないんですよ…」に始まる、心躍る中学生トーク。三人目は若い女子のKさん。Kさんとはまた海外の話で盛り上がる。今度フラメンコのレッスンに誘ってもらう約束。どの人とも、もうこんなふうに話すことはなくなるんだなあ。1日を通して、まったく仕事していない日だった。
そして総仕上げは久々に会うO。21時に横浜で待ち合わせして、飲みまくった。Oと飲むと、ほんとにガールズトークらしいガールズトークになる。ストレス解消、女子を生きる喜び。そして恋愛の話になっても、なんだかんだ言いながら二人とも「感謝だよ…結局……すべての男の人に感謝だよね」みたいな結論になっている、そういうところが似てると思う。愚痴ったり、被害者意識が何もないところ。Oも私も、半年前には知らなかった景色を今は見ている。これからどうなるのかな。でも今日はいい夜だった。(N) 映画を1本観たあと電車と路面電車を乗りつぎ、祖父のお見舞いに行った。
古くて静かな病院。妹に「もうじいちゃんの顔じゃないからね」と脅されていたのでどんなかと思っていたが、入れ歯がないだけで久しぶりに会うじいちゃんだった。静かに眠っているみたい。昨日は声をかけると反応することもあったらしいが、今日は何度呼びかけてもわからないようだった。赤ちゃんのようでずっと見ていられそうだった。が、そんなにずっといても仕方ないので、「また飲みに行こうね」と声をかけて帰った。 みんなで食事をしてから帰り、そのあとまた映画1本観る。観終わって眠ろうとするが、なぜか嫌なこと、怖いこと、起きてもいない最悪の状況を想像しては不安になるような気持ちが次々と押し寄せて眠れない。つらいので電気を点け直して「ハトよめ」を読む。こんなときはやはりハトよめに限る。(N) 祖父が危篤との知らせを受ける。祖父母4人の中では、自分がいちばん血のつながりを感じていた父方の祖父。20年間一緒に同じ家に住んでいたので思い出は無限だ。パズルゲームが好きで、新作を買ってきてくれては一緒に取り組んで、答えをカレンダーの裏の紙にメモして二人でとっておいたりした。放蕩で、遊ぶことが好きで、他の家族から、なんで祖父と私はこんなにも毎日遅くまで家に帰らないのか、といつも言われていた。大学に入ってからはときどき終電でばったり会ったりして、一緒に帰ったりした。浅草の神谷バーで名が通ることが自慢で、「大人になったら一緒に神谷に飲みに行きたいなあー」と通算で150回は言われたであろう(今にして思えば、早めに夢かなえてあげておいてよかった)。
忌引で休むかもしれない間のシフトの調整、その他店のごたごたもあり、だるい。マネージャーとのLINEのやりとりの中で「本当に辛いときですが…耐えて一緒にがんばりましょう!」という文面が来て、あ、今、自分ってここまでのことを言われる状況にあるのか、と逆に気づく。わたし、かわいそうキャラみたいなかんじになってんだ?って。 それと別件で、小さい別れ(なじみの業者さんとの最後の商談や、社内でお世話になったり仲良くしていた人とのやりとりなど)も数が多いとそれもそれなりのボディーブローとして効いてくる。 そんな中でのWさんとの最後の商談。いろいろ思い出話をして、最後の最後に「これ…」と取り出すのでなにかそれっぽいものかと思ったら、京王デパートで今やってる駅弁大会のチラシ。をひろげてひととおり駅弁を選ぶポイント等を説明したあげく、その紙を…くれた。このセンス!惚れそう。 しかし、こういうときには人の、ご挨拶なのかもしれない程度のやさしい何気ない一言もやたらとしみる。そんな細い糸を少しずつ編んで、ロープにして自分はつかまって生きてるなと思う。私もそういう一言を照れずに言える人間でありたい。 祖父が死ぬことは爆発的な悲しさではない。ただ心がどんよりとしている。このまま家に帰るのよくない、と思って、すこし遠くの街まで行って映画のDVDを借りて、知らないファミレスでごはんを食べてみた。これもまた旅。(N) タネマキでポーカーをやる。Sがわざわざ横浜まで来てくれて出張ディーラー兼講師。遠方から来てくれたGやいつものタネマキのメンバーで、私にとっては好きな人とかかっこいいと思う人たちばかりが集まっためちゃドリームナイツだ。ポーカーやったことない人も多くて賭け方もめちゃくちゃで、何もないどうしのオールイン対決とか、オールインにコールが4人、とかわけわからなすぎる展開だったが、タネマキらしい盛り上がり方で、みんなほんとに「ポーカー面白い!」ってかんじで盛り上がってくれてたのでうれしかった。Sに「今日はださい負け方できないでしょー」とプレッシャーをかけられた甲斐もなくジリ貧負けの一歩手前まで行っていた自分だったが、たまたま当たってチップを増やし、なんとか2位でメンツを保った。1位の人(あだな石油王)のむちゃくちゃな強運っぷりも場を沸かせた。すっごい楽しかった。またやりたいな。(N)
朝からパン1枚しか食べずにお腹を極限まで減らし、横浜でMと向かった先はランドマークにあるシズラーである(シズラーとは:私が18の頃より愛しているアメリカナイズなレストラン。豪華すぎるサラダバーが有名。現在サラダバー単品の値段は2500円、デザート・スープ・ドリンク付き)。空腹で死にそうであった。否が応でも盛り上がる心。メインディッシュの肉すら頼まずサラダバー一本勝負だ。それぞれ理想のサラダを作る。コーンスープのちゃんとおいしいやつもある。それからサクサクでふんわりのチーズトースト。なにもかもが夢のようにおいしい。サラダが星のようにキラキラと胃の中を流れていった。いくらでも食べられそう。話題はなぜかお互いのバイト歴の話に。私は熱く、パンをいかに制限時間内に丸めたり仕上げたりクリーム絞ったりするかの楽しさについて語った。それから22歳のときにあった伝説の神ヤンキー上司、佐藤さんについても。Mは宇宙的才能の聞き上手なので、私のどんなつまらない退屈な話もMの前ではすごく面白い話ができているかのように感じてしまうのだ。長い時間をかけてデザートと食後のお茶まで堪能して、店を出てから私の好きな桜木町の散歩コースをぐるりと歩いた。寒さはやわらかかった。その後駅まで戻りHUBで一杯だけ飲む。最後にドン・キホーテでトイレットペーパー買ってもらって帰った。(N)
成人式でバイトが少なく、15時からBと二人っきりでなかなか忙しい。忙しいが年末から溜まりに溜まっていたスリップを整理し、気合いを入れて発注をかたづけ終えた。
帰るのも遅くなり、疲れてバスを降りたところで突然神から「餃子」との啓示。そのままリンガーハットに入りちゃんぽんと餃子のセットを注文した。果たして神のおぼし召しどおり、餃子、最高においしかった。(N) 今日は今日で社内のLINE人狼部の日。10人くらいで夜22時半からスタート。全国に散っている店長仲間ともこうやって遊ぶことができるのは、ほんとにいいな。さて、ゲームの合間、Dのふとした発言から、もうほとんど全員が、トラブルやらクレーマーバイトやらのヘビーな案件を抱えていたり、過去にひどい目に遭ってたことをカミングアウトしあう驚きの展開になった。想像以上の内容がわんさか出て、最終的に不幸自慢大会みたいに…。いや、ほんとに、なんで店長だというだけでこんなにひどい目に遭わなきゃいけないんだろうなあ(笑)。でも、そんな話ができて、「あるよねー」って笑い合えて、でもみんな集まって人狼やるの、楽しい、って言ってくれて。救い、というにはあまりにもささやかだけど。なんかいいなと思う。(N)
職場から帰るバスを待ちながら思う。この仕事への、今の私の感情は無関心、ただそれに尽きる。どんな出来事も、噂も、またかと思うような本部のやり方も、遠くを走る車の音と同じくらいにどうでもよく、1mmも心にかすらない。このどこかで見たことのある荒涼とした心象風景。あらためて、私とヴィレッジの関係は恋愛だったのだなあとしみじみ思う。11年の長い同棲生活。しびれるような幸せと、絶えない喧嘩、諦めと、それでもやはり感謝の気持ち。ほんとうに大好きだった。
夜はタネマキで人狼。あいかわらずゆるく、まったりした空気。心がほぐれる。(N) 20時にAと待ち合わせ、Tの家に向かう。ワインと、Aが帰省で買ってきた地元の有名な梅酒、日本酒、Tののどぐろ、ブランド豚のベーコンで飲み始める。Tのオニオンスライス流血事件(血しぶき)などありつつ、その後YとS社のTも来てカニ鍋。Aが素晴らしい手つきでむいてくれた身を次々食べる。泊まる意思もなかったのだがふつうに終電のない時間。Aが宴の様子を写メしてくれたのを見たら、何度見ても惚れ惚れするような完璧な楽しそうな鍋パーティーの写真。何これ、リア充…?っていうか、かっこよすぎて、ロッキンオンジャパンとかのインタビュー記事写真とかに使えそうだもん(たぶん、ボアダムスとか目指してるバンドだと思う)。
眠くなって、「人がしゃべってるのを聞きながら眠るのっていいなあ」とか思いながら勝手にTのベッドで眠るも、1時間後、TとYに立て続けに「今からRockers(伝説のジャマイカ映画)全員で観るから」とよくわからない理由で起こされ、なぜかみんなで鑑賞。…のうちにひとりふたりと死んでゆき、完全消灯3時半くらいだったか。ザ・雑魚寝の図。私も一瞬眠ったがすぐ目がさめてしまって、4時半に家を抜けて始発で帰った。(N) 年明けの会議。みなさんに挨拶させてもらって、こんな言い方もなんだけど退職の報告も若干飽きてきた。会議自体は新年でみんなの気持ちもゆるーいかんじ。私などは他人事なのでゆるさもひとしお。
STOVESでごはん食べて帰る。ここに来るのももう最後かもね。不動産営業の友達にLINEで相談しつつ部屋探し。最初は都心に近いA町がいいな、と思っていたが、検索したら職場のあるB町も急行で12分、さらにそこから一駅先のC町でも20分かからないのだね。もっと遠いのかと思っていたので。いろいろと探してみよう。(N) デベロッパー面談と、ハインツ商談。自分が発注したものが店に届くときもう自分はいないって、不思議な感じだ。夜は店の新年会の予定だったが、多額のレジ金トラブルがあり中止。最後の最後までなかなか安穏には過ごせないものだ。
終電で帰り、お腹ペコペコだったので夜中だけどカップヌードルのトムヤンクン味を食べてやった。(N) 遠くの街へ到着。まだ夜明け前。バスを降りるとすぐにUの笑顔があった。少し仮眠をとったあと、車で街を案内してもらう。海鮮丼のおいしいお店や、ヨーグルト工場。
本屋やレンタルDVDの店に寄って、夜は家で過ごす。Uがお雑煮を作ってくれたり、おいしいお茶を入れてくれたり、至れり尽くせり。 なんでもないような日常らしい幸せが今の自分にはいちばん尊い。骨の芯まで充電された、最高の一日だった。(N) |
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